地 区 |
大隅A地区 |
大隅B地区 |
地 形 |
沢部の谷頭に位置し、高さ20m程度のシラスの崖が確認される。
斜面傾斜:崖部75°、崖下25°
昭和61年度に竣工した復旧治山事業の一部にかかっている。 |
沢部の谷頭に位置し、高さ10m程度のシラスの崖が確認される。
斜面傾斜40°程度。 |
分布地質 |
硬質シラスを主体とし、表層1m程度にロームが分布。 |
硬質シラスを主体とし、表層2m程度にロームが分布。 |
被災状況 |
路肩斜面が幅20m、高さ5m程度にわたり崩壊し、その下部のシラス斜面(高さ15m程度)にガリー侵食が進んでいる。崩壊した土砂は下流の砂防堰堤に堆砂し、満砂状態である。
現況、湧水はない。 |
路肩斜面が幅20m、高さ3m程度にわたり崩壊し、その下部のシラス斜面(高さ10m程度)にガリー侵食が進んでいる。崩壊した土砂は斜面を流下し、下流側の本沢に堆砂している。
現況、湧水はない。 |
現況の
安定性 |
変状が進んでいる様子はなく、斜面は安定している。
ただし、降雨時にはシラスの侵食が進行し、崩落する可能性があるため、注意が必要である。 |
変状が進んでいる様子はなく、斜面は安定している。
ただし、降雨時にはシラスの侵食が進行し、崩落する可能性があるため、注意が必要である。 |
被災要因 |
集水地形で水が集まりやすく、道路の排水が斜面にあふれ出た可能性がある。これを誘因として、表層崩壊が発生し、表層を洗掘しながら流下した。さらに表流水によりシラスの崖が洗掘され、ガリーが発達した。 |
集水地形で水が集まりやすく、道路の排水が斜面にあふれ出た可能性がある。これを誘因として、表層崩壊が発生し、表層を洗掘しながら流下した。さらに表流水によりシラスの崖が洗掘され、ガリーが発達した。 |
対策工法 |
排土工(切土工)
ブロック積み擁壁工
コンクリート張り工
コンクリート吹付け工
水路工(流路工) |
排土工(切土工)
ブロック積み擁壁工
コンクリート張り工
水路工(流路工) |
調査検討
内 容 |
測量:平板測量50m×100m
横断測量60m(幅70m)
(既設堰堤を含むエリア)
調査:擁壁の基礎調査
ボーリング1本×10m
標準貫入試験10回
設計:排土工+擁壁工 |
測量:平板測量50m×100m
横断測量60m(幅70m)
調査:擁壁の基礎調査
ボーリング1本×10m
標準貫入試験10回
設計:排土工+擁壁工 |